西武、ドラ1武内ら新人3選手がA班…指揮官「見るのが楽しみ」 中村剛、栗山はB班
全体会議に出席した松井監督が明かす
西武の松井稼頭央監督が25日、埼玉・所沢市の球団施設で行われた全体会議に出席し、ドラフト1位指名、武内夏暉投手(國學院大)ら3人のルーキーを春季キャンプの1軍主体のA班メンバーで連れて行くとことを明かした。
会議には松井監督のほかコーチ陣、渡辺久信GMや奥村剛球団社長、飯田光男球団本部長らが出席。武内の他には5位の宮澤太成投手(独立・徳島)、7位の糸川亮太投手(ENEOS)がA班に入った。武内はドラフト会議で3球団が競合した最速153キロの即戦力左腕で、先発ローテ入りが期待されている。
順当にA班入りした武内は「もう1回、気が引き締まりました。主力の先輩方を見習って、吸収して成長できるキャンプにしたいと思います」と意気込み、ブルペンには「第1クールから入りたい」と言い切った。
中継ぎ候補の糸川は「自分のいいところをしっかり出していく。物怖じするタイプではないので、そういう部分も自分のいいところだと思うので、ガツガツやっていきたい」と語った。宮澤も「新人なので、まだ監督さんも実力も情報でしか伝わっていない部分もあると思うので、まずはしっかり自分の球を見せていきたい」と決意を表した。
松井監督は武内について「初めてのキャンプ。しっかりリズムに慣れることも大事。力が入るかもしれないですけど、こちらがしっかりと見ながら。まずは怪我なくキャンプを終えてほしいですね。それだけの投手ですから、非常に見るのが楽しみ」と語った。
指揮官は中村剛也内野手、栗山巧外野手の40歳コンビは昨年に続きB班メンバーとなることも明かした。全体のメンバー振り分けは26日に発表。西武のキャンプは2月6~25日で、1軍は宮崎県日南市の南郷スタジアム、2軍は高知県の県営春野球場で行われる。
(Full-Count編集部)