阪神退団から2年…不発の「元2冠王」も“アレ”達成 韓国で目指す再起の道

元阪神のメル・ロハス・ジュニア【写真:荒川祐史】
元阪神のメル・ロハス・ジュニア【写真:荒川祐史】

元阪神のロハスはドミニカ共和国のウインターリーグ優勝に貢献した

 ドミニカ共和国のウインターリーグは28日(日本時間29日)、ティグレス・デル・リセイが2度目のチャンピオンに輝いた。2021、22年に阪神でプレーしたメル・ロハス・ジュニア外野手も、同球団で参戦して優勝に貢献しており、古巣・阪神の日本一からやや遅れたものの“アレ”を達成する形となった。

 2010年ドラフト3巡目(全体84位)でパイレーツ入りしたが、メジャー昇格ならず、2017年にKBO(韓国プロ野球)のKTに移籍。2020年には打率.349、47本塁打、135打点をマークするなど活躍し、2021年に鳴り物入りで阪神に加入した。しかし、在籍2年間で149試合に出場して打率.220、17本塁打に終わった。

 昨季はメキシカンリーグを渡り歩き、12月には古巣のKTと90万ドル(約1億3000万円)で契約。かつて2冠王に輝いた地で再起をはかることになった。ウインターリーグでは43試合に出場して打率.254、6本塁打、OPS.848の好成績。“アレ”に貢献して、シーズン開幕を前に幸先のよいスタートを切っている。

(Full-Count編集部)

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