ロッテがファームユニ導入 NPBでは“異例”…監督自ら提案、1軍と区別で「重みを」
1軍ユニと区別…「そのユニホームに重みを出したい」
ロッテは31日、今季からファームユニホームを採用することを発表した。吉井理人監督の発案で首元と袖に球団理念にある「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現した黒、白、グレーの3本線をデザイン。ファームのホーム主催試合で着用する。
MLBでは、メジャーとマイナーでは球団名もユニホームも異なるが、NPBで1軍とファームのユニホームが違うのは“異例”。メジャーリーグを経験している吉井監督らしいアイデアだ。
吉井監督は「マリーンズのユニホームのイメージとして誰もがピンストライプのユニホームを連想すると思います。そのユニホームに重みを出したいと考えていました」と理由を説明。「1軍メンバーに入らないと着られない。選手達にはピンストライプに袖を通すことを目指して2月の春季キャンプから頑張ってほしい」と奮起を促した。
ファームユニホームを着用するのはホーム主催試合のみ。ビジターでは、現行のビジターユニホームを着用する。春季キャンプ2日目の2月2日からオープン戦、練習時代の1、2軍の全選手、監督、コーチが使用。1軍のピンストライプのユニホームは3月29日の日本ハムとの開幕戦から着用する。