イチローを最後に途絶えた“伝説” 誰も到達できず19年…3人の怪物と並ぶ偉業
「同一シーズンに1試合5安打が4度あるMLB打者」を米データ会社が紹介
メジャー19年で2653試合に出場し、3089安打を放ったイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)の偉大な記録が再び脚光を浴びている。3人の“怪物”とともに名を連ね、ファンも感心だ。
米データ分析会社「Codify Baseball」が「同一シーズンに1試合5安打が4度あるMLB打者はこの人たちだけ」として記録を紹介。1922年のタイ・カッブ(タイガース)、1948年のスタン・ミュージアル(カージナルス)、1993年のトニー・グウィン(パドレス)、2004年のイチロー・スズキ(当時マリナーズ)の名前が並んだ。
“球聖”タイ・カッブ、カージナルス一筋で歴代4位の3630安打を記録したスタン・ミュージアル、パドレス一筋で同21位の3141安打を放った“安打製造機”のトニー・グウィン。すでに死去している3人は野球殿堂入りを果たしている。イチロー氏も2025年度に有資格1年目を迎え、殿堂入りは確実視されている。
2004年を最後に生まれていないことからも、いかに難しい記録であるかが分かる。ファンは「全員が左打者……単打を打つのは左打者のほうがずっと簡単」「実は彼らは史上最高の打者4人だ」「テッド(ウィリアムズ)が一度もやってないのは驚き。通算打率.344の打者が」などと反応した。
(Full-Count編集部)