“大谷ライバル”元巨人助っ人が手にする最大30億円 球団と要求合わずも…契約至った内訳
大谷と本塁打王を争ったガルシア、レンジャーズと2年契約
レンジャーズは2月8日(日本時間9日)、アドリス・ガルシア外野手と2年契約を結んだと発表した。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者によれば、2年総額1400万ドル(約20億9000万円)が保証され、MVP投票結果や打席数に関連する条件をクリアすれば、契約2年目にはさらに年俸が上がって2年最大2025万ドル(約30億2000万円)に達する可能性があるという。
キューバ出身のガルシアは、2011年に国内リーグでデビュー。その後2016年に巨人に加入したものの、1軍出場はわずか4試合、7打数無安打3三振の成績に終わり、8月中旬には契約解除となった。その後、キューバに帰国する途中に消息を絶って亡命。2017年2月にカージナルスとマイナー契約を結び、2018年にメジャーデビューを果たした。
2019年オフにトレードでレンジャーズに移籍すると、2021年には149試合で31本塁打、2022年には27本塁打を記録。そして昨季はエンゼルス・大谷翔平投手に次いでリーグ2位となる39本塁打を放った。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、オフとなり年俸調停権のあるガルシアは年俸690万ドル(約10億3000万円)を要求。一方で球団は500万ドル(約7億4700万円)とズレがあったが、出来高での増加分を多くすることで契約合意に至った。
(Full-Count編集部)