山本由伸の衝撃投球は「とてもユニーク」 視察で再認識…ド軍編成本部長「大きな戦力」
キャンプ初日…山本由伸のブルペンを視察「彼は大きな戦力だ」
ドジャースの山本由伸投手は9日(日本時間10日)、キャンプイン初日にブルペンに入り、21球を投じた。アンドリュー・フリードマン編成本部長もその様子を見て「ヤマモト、ウォーカー、トライネン、ハドソン。今日は良いことが本当にたくさんあった」と絶賛した。
山本は昨年12月に12年総額3億2500万ドル(約484億円)でドジャース入り。二刀流のドジャース・大谷翔平投手を除けば、ゲリット・コール投手が2019年にヤンキースと結んだ9年総額3億2400万ドル(約483億円)を抜き、投手では史上最高額となった。
この日、現地時間7時47分頃に球場入り。ブルペンではウォーカー・ビューラー、水原一平通訳ら多くの関係者が見守る中、WBCメキシコ代表のバーンズを相手に21球を投じた。途中から左打席に立っていたラックスも「えげつなかった」と驚いていた。
フリードマン編成本部長は取材に応じ「彼は信じられないほど才能に恵まれている」と大絶賛。「ボールを操る彼の能力はとてもユニークだ。どう回復していくか見るためにも彼の周りで観察していく必要がある。2024年の我々が送るシーズンにおいて、彼は大きな戦力だ」と絶大な信頼を寄せていた。