大谷翔平「2回目の挨拶行かないように」 ド軍キャンプ始動…右肘は「強度100に近い」
メジャー7年目にして初のドジャースキャンプ
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、米アリゾナ州グレンデールでメジャー7年目のキャンプインを迎えた。報道陣約70人が集結。取材に応じ「強度は100に近いので。あとはマシンとか実際の投手の球を打つ段階」と話した。
異例の注目度だ。現地時間午前8時31分、水原一平通訳が運転する白のポルシェに乗って登場。グレーのニット帽にセットアップという姿で球団施設入りした。その後、ドジャースのウエアに着替え囲み取材に応じた。
大谷にとってドジャースでのスプリングトレーニングは初。「結構いろんな人にあいさつするので。2回目のあいさつに行かないように(笑)。一発目で覚えられるように。もし(2回目のあいさつに)行ったときは勘弁してほしいなと思います」と話し、報道陣を笑わせた。
チームメートについては、「まずはお互いを知ることからかと思うので」としつつ「今のところいい人ですし、話しやすい人たちばかりかなと思います」。良い関係を築くことができているようだった。
昨年9月に右肘の手術を受け、今季は打者に専念。「初めてではないので。2019年も同じような感じではやっていますし、ある程度プロセスは理解しているので。前回よりもスムーズにいくんじゃないかなと思います」と投手としての手応えも。山本由伸投手らとともにワールドシリーズ制覇を目指すことになる。メジャー7年目のシーズンがいよいよ始まる。