佐々木麟太郎、米スタンフォード大に進学 高校140発のスラッガー…大学が正式発表
プロ志望届を出さず、米大学留学を模索していた
花巻東高(岩手)で通算140本塁打を放った佐々木麟太郎内野手が、米スタンフォード大学へ進学することが決まった。同大学が公式ホームページで発表した。
佐々木は超高校級打者として1年春からベンチ入り。甲子園に2度出場した。通算140本塁打は高校歴代最多とされる。昨年のドラフトの目玉とされていたが、プロ志望届を提出せず、米大学への留学を模索。スタンフォード大への進学が決まった。
同大の公式ホームページには、赤と白の背番号「3」のユニホームを着て、バットを握る佐々木の写真が掲載されている。スタンフォード大は米カリフォルニア州にある名門私立大学で、野球も強い。
カレッジ・ワールド・シリーズ(CWS)に19度出場し、優勝2度、準優勝3度の戦績を誇る。OBにはオリオールズ、ヤンキースで通算270勝を挙げ、米野球殿堂入りを果たしたマイク・ムッシーナ氏らがいる。日本の高校最強スラッガーが米国の大学でどんなパフォーマンスを見せるか、注目される。