1軍出場10試合で異例の侍選出 絶賛された広島20歳の資質「日本を代表するバッターに」
広島の20歳・田村俊介外野手が日本代表に選出
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は14日、都内で記者会見を行い、3月6日、7日に京セラドームで行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」に出場する28選手を発表。広島の20歳・田村俊介外野手は、1軍での出場は昨季の10試合だけと少ないものの、井端監督から高い評価を受けて選出された。
田村は2021年ドラフト4位で愛工大名電高から入団。左投げ左打ちの外野手で、ルーキーイヤーは2軍で打率.185、0本塁打11打点だった。昨年は開幕1軍を掴むも、結局10試合の出場で打率は.364、0本0打点。2軍では59試合で打率.278、4本29打点だった。
大学生を除き、選出されたNPBの選手たちは1軍でも実績を残す選手ばかり。井端監督は田村選出の理由について「昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでも候補に挙がっていましたし、昨年広島カープさんと練習試合させてもらって彼のスイングというのは素晴らしいものがありましたので。一度見てみたいということで今回選びましたけど、レギュラーシーズン次第では日本を代表するバッターになると思います」と素材を高く評価していたことを明かした。
田村は「選んでいただき素直に嬉しいです。日本代表に選ばれることは初めてですし、日本代表のユニホームを着てプレー出来る事は光栄に思います。すごい選手ばかりなので、たくさんの選手のプレーを見たり、聞いたりして成長出来る場所にしたいです」とコメントした。
(Full-Count編集部)