佐々木麟太郎は「最も注目を集めている」 大学の監督絶賛…米メディアも大々的に報道
エスカー監督が期待…佐々木は「ここ最近で最も注目を集めている選手」
花巻東高(岩手)で高校歴代最多とされる通算140本塁打を放った佐々木麟太郎内野手の進学先が、スタンフォード大に決まった。13日(日本時間14日)に同大学が公式ホームページなどで発表した。米屈指の名門大学は野球も強く、カレッジ・ワールド・シリーズ(CWS)で2度の優勝(1987、1988年)を誇る。2025年シーズンから加入見込みの18歳について、デビッド・エスカー監督は即戦力として強い期待を寄せた。
米専門誌「ベースボール・アメリカ」は佐々木のスタンフォード大進学を大々的に報じ、エスカー監督のコメントを紹介。指揮官は「米国の大学でプレーする国際プロスペクトとしては、ここ最近で最も注目を集めている選手かもしれない」と語っている。
さらに「打撃でのパワーは、我々のプレースタイルにぴったりだ。全米タイトルを競い、勝ち取るという目標を達成するために、即戦力として貢献してくれることを楽しみにしている」と期待を示した。
記事は佐々木について「特筆すべきは平均を大きく上回るとされる絶大なパワーだが、才能はパワーだけにとどまらない。バレルに対して鋭いセンスを発揮し、難なくスイングスピードを生み出し、打席では高度なアプローチを見せる。一塁の守備も安定している」と述べている。
184センチ、114キロの巨体ながらパワー一辺倒ではなく柔らかさを備え、コンタクト能力も備える18歳。プロ志望届を提出していれば、昨秋のドラフトで上位指名されたであろう逸材は、米大学という新たなフィールドでどんなプレーを披露するだろうか。
(Full-Count編集部)