「どんどん酷くなる」421億円男に暗雲 11年契約から1年…韓国スターに奪われた定位置
パドレスのボガーツが二塁にコンバート、キム・ハソンが遊撃レギュラーに
パドレスのザンダー・ボガーツ内野手が遊撃から二塁にコンバートされることがわかった。米放送局「FOXスポーツ」が16日(日本時間17日)に伝えている。この配置転換によって、昨季ユーティリティ部門でゴールドグラブ賞に輝いたキム・ハソン内野手が、遊撃の定位置を手にすることが決まったようだ。
レッドソックスでスター選手になったボガーツは昨オフ、11年2億8000万ドル(約421億円)でパドレスと超大型契約。しかし、1年目は155試合に出場して打率.285、19本塁打とやや物足りない成績に終わった。さらに2年目の開幕前に二塁手にコンバートされるなど、残り10年の守備に不安を残している。
2021年からメジャーに挑戦したキム・ハソンは、フェルナンド・タティスJr.外野手が故障と禁止薬物による出場停止で全休となった2022年に遊撃手としてブレーク。2023年にはボガーツの獲得で二塁に移ったが、メジャー屈指の守備力は高い評価を得ており、定位置を失ったタティスJr.を外野に追いやった。
ボガーツとキム・ハソンの守備位置の入れ替えにファンも反応。「ボガーツの契約はどんどん酷くなる」「キム・ハソンは本当にこのリーグで一番過小評価されている選手だ」「守備ではキムの方がずっと上」「酷い契約が残っていることに変わりはない」「一番高くついた二塁手」との声が寄せられている。