大谷翔平は150m弾を「いつもやってのける」 青空に消える放物線、同僚も興奮の一撃

屋外打撃練習を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
屋外打撃練習を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

通算159発ヘルナンデス「500フィート(約152メートル)を打ったから興奮したよ」

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプ3度目のフリー打撃を行った。26スイングで6連発を含む13本の柵越え。本塁打率は驚異の50%で、推定150メートル弾も。チームメートの視線を釘付けにした。

 豪快すぎる打撃で、またも衝撃を与えた。3セット目の3球目、右中間への一撃はフェンス後方の高さ15メートルほどある樹木を越えた。大谷の打撃を見守った通算159発のテオスカー・ヘルナンデス外野手は「良かったよ。500フィート(約152.4メートル)を打ったから興奮したよ。でも、彼はいつもやってのけてしまう。(打撃練習の)同組で回れること、同じチームで戦えることはいいことだ」と声を弾ませた。

 昨季36本塁打を放ち、通算180発を誇るマックス・マンシー内野手も「素晴らしい男で、唯一無二の才能の持ち主だ。プレーを見るのが待ちきれないよ」と絶賛。全体キャンプは始まったばかりで、チームメートと打ち解けている途中。「彼はまだ名前を覚えているところだ。リハビリも熱心にやっているから、いつも忙しい。打ち解けてくれるように務めたい」とサポートを誓った。

 フリー打撃の5セット目では高さ約20メートルのバックスクリーンを越える打球を放った。本塁打率は驚異の50%を記録。豪快すぎるフリー打撃でチームメートを魅了している。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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