韓国スターは「300億円契約も夢ではない」 421億円男を追いやり…配置転換で掴む未来

パドレスのキム・ハソン【写真:ロイター】
パドレスのキム・ハソン【写真:ロイター】

韓国メディア「二塁手より遊撃手の価値がはるかに高いのがFA市場だ」

 パドレスのキム・ハソン内野手が二塁から遊撃にコンバートされることで、市場価値が上昇しそうだ。2021年から4年総額2800万ドル(約42億円)で契約を結んでおり、2025年は相互オプション。韓国メディアによると、選手側がこれを破棄し、今シーズン終了後にも市場に出る可能性が高いと見られている。

 米放送局「FOXスポーツ」は16日(日本時間17日)、ザンダー・ボガーツ内野手が遊撃から二塁にコンバートされることを伝えた。つまり昨季は主に二塁を守ってユーティリティ部門でゴールドグラブ賞に輝いたキム・ハソンと定位置を入れ替える。ボガーツは昨オフに11年2億8000万ドル(約421億円)で超大型契約を結んでから1年しか経っていない。

 2021年からメジャーに挑戦したキム・ハソンは、フェルナンド・タティスJr.外野手が故障と禁止薬物による出場停止で全休となった2022年に遊撃手としてブレーク。2023年にはボガーツの獲得で二塁に移ったが、メジャー屈指の守備力は高い評価を得ており、タティスJr.も右翼に配置転換されることになった。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」は、「二塁手より遊撃手の価値がはるかに高いのがFA市場だ。2億ドル(約300億円)の契約も夢ではない」と分析。米スポーツ専門メディア「ザ・スコア」のFAランキングでは15位にランクインしているが、これより順位の高い遊撃手はいない。争奪戦になる可能性も高まっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY