柳賢振が12年ぶりKBO復帰へ、4年19億円超で契約合意 韓国メディア報道…リーグ史上最高額
2019年には最優秀防御率、メジャー通算10年で78勝48敗、防御率3.27
KBO(韓国プロ野球)のハンファは20日、ブルージェイズからFAとなっていた柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手との契約に合意したことがわかった。韓国メディア「Xスポーツニュース」が伝え、国内最高額を上回る4年170億ウォン(約19億1000万円)以上の超大型契約になるという。12年ぶりの韓国、そして古巣ハンファ復帰となる。
リュ・ヒョンジンは、昨年8月に左肘のトミー・ジョン手術から復帰。11試合に先発して3勝3敗、防御率3.46の成績を残してFAとなっていた。これまでのKBO史上最高額は、昨オフにFAで斗山に移籍したヤン・ウィジ捕手の最大6年152億ウォン(約17億円)。この金額を大きく上回ることは確実となっている。
2006年にハンファでデビューし、高卒ルーキーながら最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に輝き、新人王とMVPを同時受賞して韓国を代表する投手となった。ポスティングシステムを利用して2013年にドジャースへ移籍し、2019年には最優秀防御率のタイトルを獲得。2020年からブルージェイズでプレーしていた。メジャー通算10年で186試合に先発して78勝48敗、防御率3.27の成績を残した。