山本由伸の奪三振ショーを指揮官激賞「試合待ちきれない」 最速153キロ&驚異のK率60%

ライブBPに登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ライブBPに登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

ロバーツ監督「カーブが素晴らしかった。でもスプリットの方が良かった」

 ドジャースの山本由伸投手は22日(日本時間23日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板し、奪三振ショーを演じた。打者10人に対して43球を投げ、安打性の打球はゼロ。6三振を奪った。デーブ・ロバーツ監督は「たくさん三振を奪っていたね。調子はすごく良さそうだった。慣れてきているし、投球も本当に素晴らしかった。試合で起用するのが待ちきれないよ」と賛辞の言葉を並べた。

 最速153キロとフォーシームが走り、大きなカーブ、スプリットで次々と空振りを奪った。43球のうち空振り10球。「今日はカーブが素晴らしかった。でも、スプリットの方が良かったね。内角へ速球を投げた時の制球が本当に良かった」とロバーツ監督は目を細めた。

 次回は「来週中」にオープン戦に登板する。3月20、21日に韓国で行われるパドレスとの開幕シリーズでメジャーデビューする予定だ。ストレートも変化球もどちらも良かったと思います。満足はしてないですけど、いいところはたくさんありました」と振り返った。

【映像】山本由伸をギューーー ロバーツ監督の“愛情表現”が「そこ代わって!」

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