韓国スターが日本人左腕へ「国籍を超えた粋な計らい」 かけた言葉が話題「人格者だ」
デビューの松井裕樹、投球前にキム・ハソンから日本語で声をかけられる
パドレスの松井裕樹投手が22日(日本時間23日)、ドジャースとのオープン戦で対外試合デビュー。緊張の中で1回3奪三振という完璧な投球を見せた。投球前には同僚から日本語で“エール”を送られており、ネット上のファンも「国籍を超えた粋な計らい大好き」と注目している。
松井は8点ビハインドの3回に登板。ギャビン・ラックス内野手、クリス・オーウィングス内野手、アンディ・ページズ外野手を全てスライダーで空振り三振に仕留め、ド派手なデビューを飾った。
初登板に緊張していた松井は、マウンドに着いても慌ただしかった。「緊張してて、手のチェックがあるのかなと思ったりとか、(投球練習の)球数とかも分からなかったので、投げながらラストと言われるまでとりあえず投げようかなと」。投球練習前には、遊撃を守るキム・ハソン内野手からボールを受けとりながら声をかけられていたという。
「『頑張って』って日本語で言われました」
キム・ハソンは、松井と同じ1995年生まれで、誕生日も同じ10月。2021年からメジャーに挑戦しパドレス入り。ユーティリティプレーヤーとしてアピールを続け、2022年には当時フェルナンド・タティスJr.外野手の離脱もあって遊撃手としての出場も増やした。昨季はザンダー・ボガーツ内野手の獲得もあって二塁をメインで守ったが、球界屈指の守備力が評価され、今季からは遊撃へとコンバートされた。
ダルビッシュ有投手とチームメートとしてプレーしていることもあり、キムも日本語に触れているようだ。松井にかけた言葉を知ったファンは「ほんまにハッソンキムは最高のナイスガイだわ」「金河成、可愛い笑」「キムハソン優しい」「キムハソンいいやつすぎるだろ」「さすがやな」「人格者だな」などと反応していた。
(Full-Count編集部)