大谷翔平のド軍デビューを指揮官心待ち　初戦は2、3打席の予定、走塁も「制限しない」

28日Wソックスとのオープン戦でドジャースデビューする

　ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）に本拠地で行われるホワイトソックスとのオープン戦で新天地デビューする。26日（同27日）はフィールドに姿を見せず軽めの調整。デーブ・ロバーツ監督は「興奮しているよ。プレーできるからショーも興奮している。ドジャースのユニホームを着たショウヘイに私たちコーチ陣、選手、そしてファンは興奮するだろう」とデビュー戦を心待ちにした。

　大谷の対外試合はエンゼルス時代の昨年9月3日（同4日）の敵地・アスレチックス戦以来177日ぶりとなる。ロバーツ監督は「2、3打席に立たせる計画だ。その日、彼が必要とするだけ立たせる」と話した。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦までにライブBPなどを含めて50打席に立つ方針。走塁についても「盗塁しないと思うけど、練習で力を入れていることだ。でも、特に制限を設けていない」とし、「誰よりも自分の体のことを理解している」という大谷に調整を任せる。

　シーズン中はムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手らと上位打線を形成することが予想される。大谷の打順については「時が来たら分かる」と話すにとどめた。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）