大谷翔平を守った水原通訳の「すみません」 “回答お断り”を米称賛「礼儀正しい」
水原通訳「試合についてのみ話します。すみません」
■ドジャース 9ー6 Wソックス(日本時間28日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦で移籍初本塁打を放った。“デビュー戦”を終えて報道陣の取材に応じたが、その最中には“回答NG”となる質問が大谷に飛んだ。
冒頭の米メディアからの質問中、一人の記者から「ショウへイ、あなたはサンフランシスコを訪問した時、チーム、チーム職員たち、そしてサンフランシスコの街についてどう思いましたか? そしてジャイアンツとの契約を検討しましたか?」という質問が飛んだ。
大谷は英語の質問を聞きながら「Uh-huh」などと相槌を打っていたが、横の水原一平通訳は、少し驚いたような反応を見せていた。質問を聞き終えると日本語で大谷に「この話は、し……ないよね?」と聞き、質問した記者に対して「彼は契約絡みの話はしません。試合についてのみ話します。すみません」と英語で返答した。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は、この反応に注目。X(旧ツイッター)で動画を公開し、「彼はどんなときも礼儀正しい、これが彼の反応です」と綴った。