「もう対戦しなくてもいい」から約半年 元同僚が最初の餌食…大谷翔平から被弾の悲劇
レオンはエ軍加入で「もう彼と対戦しなくてもいいことは本当にいいこと」
ドジャースの大谷翔平投手に移籍後初本塁打を浴びたのは、まさかの昨年までの同僚右腕だった。27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦で1号2ラン。打たれたドミニク・レオン投手は、昨年8月にエンゼルス加入したが、わずか1か月で放出されていた。
「2番・指名打者」で初出場すると、5回の第3打席に左越え1号2ラン。経験豊富な救援右腕のレオンから振り抜いた打球は、グングン伸びて左翼席まで届いた。大谷の2ランにスタジアムは大熱狂。3打数1安打2打点の好発進を見せた。
レオンはメッツからエンゼルスにトレード加入した際の発言が話題になったことがある。大谷と同僚になったことについて「特別なことだ」と大喜び。「もう彼と対戦しなくてもいいことは、本当にいいことだ。本当にいいことだ。これで、夜になるとぐっすり眠ることができる」と話して笑いを誘っていた。
結局、エンゼルスはポストシーズン進出が絶望的になり、レオンはウェーバーを経て、マリナーズに移籍した。オフにはFAとなり、2月13日(同14日)にホワイトソックスとマイナー契約を結んだばかり。発言から約半年、メジャー昇格を目指してオープン戦に登板したが、まさかの被弾になってしまった。
(Full-Count編集部)