22歳の“打てる遊撃手”が初招集 盗塁阻止率1位の強肩捕手も…侍入りしたパ野手

オリックス・紅林弘太郎(左)と西武・古賀悠斗【写真:北野正樹、小林靖】
オリックス・紅林弘太郎(左)と西武・古賀悠斗【写真:北野正樹、小林靖】

WBC組から源田&近藤、昨秋に続いて選出の古賀&万波…紅林は初侍

 野球日本代表「侍ジャパン」は6、7日の2日間、「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」(京セラドーム)に臨む。日本代表として出場する、パ・リーグ野手陣の昨シーズンを紹介する。

○西武・古賀悠斗捕手(100試合、打率.218、2本塁打、20打点) 西武の正捕手争いを一歩リードした3年目24歳が「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に続き選出された。昨季は100試合に出場。持ち味の強肩を生かし、リーグトップの盗塁阻止率.412を記録した。

○西武・源田壮亮内野手(100試合、打率.257、0本塁打、22打点) 昨春のWBCで右手小指を骨折。出遅れたものの、5月26日のオリックス戦で復帰した。以降は「たまらん」守備を連発して、6年連続ゴールデングラブ賞に輝いた。

○オリックス・紅林弘太郎内野手(127試合、打率.275、8本塁打、39打点) 「打てる遊撃手」として成長し、高卒5年目の22歳で侍ジャパン初選出となった。昨季は5月24日の楽天戦での自身初のサヨナラ本塁打、リーグ3連覇がかかった9月20日のロッテ戦での同点打など、記憶に残る活躍が光った。遊撃手トップの守備率.989を残し、初めてベストナインも受賞した。

○ソフトバンク・近藤健介外野手(143試合、打率.303、26本塁打、87打点) 移籍1年目で自身初の全試合出場を達成し、ゴールデングラブ賞も受賞。打率は首位打者に輝いたオリックス・頓宮裕真捕手に4厘及ばなかったが、本塁打、打点の打撃2冠に輝いた。

○日本ハム・万波中正外野手(141試合、打率.265、25本塁打、74打点) 長打力と強肩を武器に、昨季大ブレークした23歳。シーズン最終盤まで激しい本塁打王争いに参戦。タイトルには1本届かなかったが、キャリアハイを大きく更新した。9月16日のソフトバンク戦では、いずれも自身初の先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を放った。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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