トラウト「全てを祝福」 大谷翔平との“ハグ”で溢れた感謝の想い「チームが違うだけ」
トラウトが語る大谷「彼は僕たちのためにたくさんのことをしてくれた」
■ドジャース ー エンゼルス(日本時間6日・グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打数無安打だった。昨年まで6年間在籍した古巣との対戦。試合前にはハグなどして大谷と再会を喜び合ったマイク・トラウト外野手は「彼とイッペイ(水原一平通訳)に会えて良かったよ」などと思いを明かした。
大谷がエンゼルス在籍時、「トラウタニ」と称された超強力コンビ。2人は試合前にハグや握手をするなどして再会を喜び合った。MVP3度を誇るトラウトにとっても特別な存在だ。
青のユニホーム姿の大谷について「WBCでも(別のユニホーム姿を)見たことはあるからね。彼はここに6年間所属した。彼は俺たちのためにたくさんのことをしてくれた」と思いをはせた。さらに「彼が契約を結んでから会うのは初めてなんだ。この冬に彼に起きたすべてのことについて、祝福したよ」と、大谷がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1050億円)の契約を喜んだ。
大谷の結婚について祝福したか問われ、「そうだね、全てのことに祝福したよ。契約も、結婚もね」と吐露。「彼を向こう側で見るのは、間違いなく(普段と)違ったね」とした上で「俺らは友達だ。素晴らしい同僚でもあった。ただチームが違うだけだよ」と強調した。
トラウトはこの試合に「3番・中堅」で出場。2打数1安打1四球だった。昨年は故障に泣かされ、82試合出場に終わった32歳。今季は輝きを取り戻すか、注目される。