本職・消防士の侍斬りに騒然「すげえ」 “遅球”のチェコ38歳は「ボヤすら許さない」
WBCでも来日…侍打線に安打を許さなかった38歳のシュナイダー
「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」が6日に京セラドームで行われ、欧州代表の2番手として登板したマルティン・シュナイダー投手(チェコ)は侍打線を1回途中無安打に抑え込んだ。チェコでは消防士として働いており、昨年のWBCでも来日。好投にネットのファンも「すごいな」「応援したくなる!」と注目している。
2回に登板したシュナイダーは、最速こそ130キロだったが、遅い変化球を駆使して坂倉将吾捕手(広島)、石川昂弥内野手(中日)をそれぞれ中飛、塩見泰隆外野手(ヤクルト)は113キロのスライダーで空振り三振を奪った。
3回もマウンドに上がると、小園海斗内野手(広島)を三邪飛、続く近藤健介外野手(ソフトバンク)に投球した際に右腕を抑えて降板となったが、スタンドのファンからは温かい拍手が送られていた。
母国では普段、消防士を務めている右腕は、昨春のWBCでチェコ代表の一員として初来日。1次ラウンドのオーストラリア戦では5回1/3を投げて1安打1失点と好投した。4日には38歳の誕生日を迎え、大阪で分厚い神戸牛ステーキを満喫する様子がチェコ野球連盟の公式X(旧ツイッター)に公開されていた。
“消防士”の侍斬りに、ネット上も「さすがチェコの消防士さんボヤすら許さない」「消防士は普通塩見から三振なんか絶対取れんのよ」「シュナイダーは消防士、投手、遊撃手の三刀流の選手です! 実は先発もこなせます」「野球って奥深いよな」「※本職は消防士です」「日本代表を三者凡退させる消防士」「本職消防士の38歳の投球スタイル、味しかない」と盛り上がっていた。
(Full-Count編集部)