侍Jが“継投完全試合” 大学生・金丸&中村ら6人リレー…欧州に18回無失点で2連勝

侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】
侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】

先発の関大・金丸が2回無失点…6投手で計15三振を奪った

「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本vs欧州代表」第2戦が7日、京セラドームで行われ、日本代表が欧州代表に“継投完全試合”を達成した。先発の金丸夢斗投手(関大)が2回無安打無失点4奪三振の快投を見せるなど、6投手で15奪三振。2-0で勝利し、2連勝を飾った。

 先発の金丸は初回から2者連続奪三振のスタート。最速151キロをマークし、スプリット、チェンジアップも織り交ぜ、奪三振ショーを展開した。2番手・中村優斗投手(愛工大)は最速157キロをマークするなど、1回無失点1奪三振の快投を披露した。

 その後も松山晋也投手(中日)、渡辺翔太投手(楽天)、隅田知一郎投手(西武)、種市篤暉投手(ロッテ)がそれぞれ好投。7回には中堅・西川史礁外野手(青学大)のダイビングキャッチもあり、“継投完全試合”を達成した。

 打撃では2回1死一、三塁で山本祐大捕手(DeNA)の中犠飛で先制。その後は欧州投手陣に苦戦したが、8回1死から万波中正外野手(日本ハム)の右二塁打と小園海斗内野手(広島)の四球でチャンスを作ると、遊撃手の失策で2点目を挙げた。

 6日の第1戦は5-0で欧州打線を下し、これで2連勝。11月に行われる「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」へ視界が良好となった。

(Full-Count編集部)

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