ドジャース放出からわずか2か月…有望株の悲劇 グラスノーの交換相手が開幕絶望的に
レイズのデルーカが死球を受けて右手を骨折、全治まで4~6週間の見込み
レイズのジョニー・デルーカ外野手は10日(日本時間11日)、死球を受けて右手を骨折したことがわかった。地元紙「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキン記者が伝えた。昨年12月にタイラー・グラスノー、マニュエル・マーゴとの交換トレードで新天地に移籍したばかりだが、思わぬ悲劇に見舞われた。
2019年ドラフト25巡目(全体761位)でドジャース入りし、昨年6月にメジャー昇格を果たした。24試合に出場して打率.262、2本塁打、6打点の成績を残したが、スター軍団の壁は高く、レギュラー定着ならずトレード要員になった。
昨季はマイナー2Aと3Aで計73試合に出場して打率.294、17本塁打、OPS.956、12盗塁。25歳を迎え、メジャー定着を狙うシーズンになるはずだった。オープン戦は13打数4安打の打率.308、OPS.746と好成績だったが無念の離脱になった。
同記者によるとレントゲン検査を受け、今後さらなる検査が行われる。また、通常は全治まで4~6週間かかるという。エース級の先発投手との交換トレードで獲得した逸材。まずは怪我を完治させてからのブレークを待ちたいところだ。
(Full-Count編集部)