「史上最もデンジャラス」なのに…大谷翔平超えが8人 3度目MVPに米メディア否定的

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ESPNが独自の格付けトップ100を発表…1位はアクーニャJr.

 ドジャースの大谷翔平投手が、今季はさらに進化するだろうと米メディアが予想。右肘手術の影響で打撃に専念することもあり、昨年のア・リーグMVP&本塁打王は「史上最もデンジャラスな姿」などと表現した。

 米スポーツ局「ESPN」は「2024年のMLB格付け、野球界のトップ100」とのタイトルで今季の注目選手をランキング形式紹介。1位はロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)、2位はアーロン・ジャッジ外野手、3位はフアン・ソト外野手(共にヤンキース)、4、5位は大谷の同僚でもあるムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手が並んだ。そして肝心の大谷は9位の位置付けだった。

 それでもESPNでは大谷について「2021年と2023年に満票でア・リーグMVPになったショウヘイ・オオタニは、右肘の手術を受けた後すぐに、攻撃面で自身史上最もデンジャラスな姿になっているように思える。ドジャースの7億ドルのメガスターは、たった1週間程のトレーニングで、打撃のパワーとアプローチを駆使して彼の同僚やコーチ陣をあっと言わせた」と記載。新天地で見せている大谷のパフォーマンスを賞賛した。

 さらに大谷が2022年のOPS.875から2023年はOPS1.066に上昇させ、2023年は他にも44本塁打95打点を記録したことに言及。また、打撃に専念し、打順の前後にはベッツとフリーマンがいることで「オオタニが攻撃面でさらに別のレベルに達することは可能か? YESだ」としていた。

 2024年シーズンの展望については「3度目のMVPを獲得することはないだろう」としながらも、2年連続での打率.300超え、キャリアハイの120打点を記録し、50本塁打も視野に入れシルバースラッガー賞を獲得すると“予言”。果たして、米メディアの予想を上回る成績を残すのか、大谷に注目だ。

(Full-Count編集部)

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