西武の新名物“1億円看板”が左翼へ移設 鼻息荒いMLB114発男「もちろん狙いたい」

ベルーナドーム名物の“1億円看板”を狙うと宣言した西武のヘスス・アギラー【写真:球団提供】
ベルーナドーム名物の“1億円看板”を狙うと宣言した西武のヘスス・アギラー【写真:球団提供】

西武のアギラーはベルーナドーム名物の打球直撃で1億円の看板に大興奮

 西武の本拠地、ベルーナドーム名物の“1億円看板”が右翼から左翼スタンド上部へと移された。昨年登場した「ここに当たれば¥100,000,000」という目立つ広告で、主に不動産事業を展開する立飛ホールディングス(本社:東京・立川市)の看板だ。

 1軍公式戦で直撃弾を放った選手には、チームを問わず1億円が贈呈される。超特大弾でなければ届かない場所に掲示されているだけに、昨季の獲得者はいなかった。

 昨年11月に球団のスポンサー企業を集めて開催された「埼玉西武ライオンズ 感謝の集い」で、同社関係者と同席した佐藤龍世内野手の発言が“引っ越し”のきっかけとなった。「レフト側だったら右打者でも狙えるんですけどね」と言ったことから、一気に話が進んだという。

 豪華賞金に鼻息を荒くしたのが、メジャー通算114本塁打の右の大砲、ヘスス・アギラー内野手だ。この話を伝え聞くと目を丸くして一緒にいたフランチー・コルデロ内野手とハイタッチ。「もし当てることができたらチームのみんなで豪華なディナーに行きたいね! 打席に入ってから、呼吸や投手との間合い、スイングなど、すべてのことがうまく?み合ったときに当てることができると思う。打席から見た感じでは絶対に無理という風には思わないね。やってみないとわからないけど、自信は70%くらいかな(笑)」と自信をのぞかせた。

 左翼席は西武の応援団も陣取っている。「距離と角度が問題だよね。もちろん狙いたいし、たくさん挑戦できるように、コンディションを整えて、多くの打席に立てるように調整していくよ」。パワー自慢の右の大砲がビッグボーナスを手にできるか、注目されそうだ。

(Full-Count編集部)

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