一瞬で大谷翔平と「恋に落ちた」 “大きすぎる”存在感…地元紙が指摘するカリスマ性

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平のスター性について、地元紙がコラムを掲載

 ドジャースの大谷翔平投手のスター性について、地元有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」が12日(日本時間13日)付でコラムを掲載。「デジタル時代における球界の初代スーパースター」などと影響力に言及している。

 同紙のディラン・ヘルナンデス記者が「ショウへイ・オオタニがいかにしてGIFごとに一歩ずつ国際的なスーパースターの地位に登りつめたか」との見出しで紹介。大谷は公の場で英語を話す機会が少なく、日本語でのやり取りでも言葉を慎重に選ぶ。それでも大谷の言動が、動画やGIFや写真として、この6年間インターネットを通じて拡散されてきた。

 記事では、「(大谷は)モハメド・アリではない。しかし野球の枠を超えるのに、アリのような存在になる必要はない。本人が言わないことをSNSのコンテンツが代わりに言ってくれる」と説明。古巣エンゼルスとのオープン戦でのトラウトや元チームメートとの再会シーンが「大谷がどれだけ好かれていたかの証拠だ」とした。

 さらにエンゼルス時代の2018年4月3日のインディアンス戦で、メジャー初本塁打を放った際に同僚から「サイレント・トリートメント」を受けた様子を紹介。「カメラは瞬時にオオタニと恋に落ちた。それは彼がグラウンドでできることだけが理由ではない。彼は見た目がよかった。笑顔がすばらしかった。表情が豊かだった」と述べている。

 そのほかにも大谷のプレーや選手との交流やガッツポーズ、本塁打後の表情などに注目。「こうした普段の舞台裏の瞬間が、ドジャースに入ったことでより多くの人たちの目に触れている。ドジャースはインスタフォロワー380万人、Xフォロワー240万人でエンゼルスはインスタフォロワー130万人、Xフォロワー130万人だ」と言及している。

 また、ドジャースの球団公式インスタグラムが2月21日(同22日)に同僚のテオスカー・ヘルナンデス外野手とスペイン語を話すシーンを紹介した。記事では「初めてライブBPを行った後、オオタニは記者の前で話した。その質疑応答よりも、ヘルナンデスとの動画の中の方が彼は自分を出していた。ファンをさらに増やしたのも、(質疑応答よりも)そちらの方だった」と締めくくっている。

(Full-Count編集部)

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