巨人退団から3年、NPB復帰の名手が金髪姿で登場 元ドラ1が手術経て支配下へ…14日の去就
オリは椋木&富山、ハムは福島の支配下昇格を発表した
3月29日のプロ野球開幕まで約2週間に迫った14日、パ・リーグ2球団で育成3選手が支配下契約を結んだ。また、今季からNPB2軍に参入するオイシックスは、かつて日本ハム、巨人で活躍した陽岱鋼(よう・だいかん)外野手の入団会見を開いた。
オリックスは育成の椋木蓮投手と富山凌雅投手を支配下登録すると発表した。24歳の椋木は1年目に4登板で2勝をマークも、9月30日に右肘のトミー・ジョン手術を受け、同年オフに育成となった。背番号は「127」から「15」になる。
26歳の富山は2018年ドラフト4位で入団し、3年目の2021年に51登板で20ホールドをマークし、リーグ優勝に貢献した。2022年10月にトミー・ジョン手術を受け、育成契約を結んだ。背番号は「128」から「28」になる。
日本ハムは育成の福島蓮投手を支配下登録したと発表した。20歳右腕は八戸西高から2021年育成ドラフト1位で入団。1年目は2軍で14登板、1勝0敗、防御率5.06。2年目の昨季は17登板で4勝2敗、防御率2.79をマークした。身長190センチで最速152キロ。背番号は「121」から「94」になる。
陽は派手な金髪ヘアに、オレンジのユニホーム姿で入団会見に登場。「若い選手と一緒に、100%の力を出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。37歳の陽は2021年限りで巨人を退団。この2年間は米国の独立リーグでプレーしていた。日本ハム時代にゴールデングラブ賞を4度受賞した名手。3年ぶりの日本球界でどんなプレーを見せるか。