大谷翔平のために早朝待機「ミス許されない」 エ軍番記者が見た“異様な光景”
「6週間のキャンプを通して誰もが毎日『その瞬間』を捉えることに集中」
大谷翔平投手がドジャースに移籍し、古巣エンゼルスには“日常”が戻った。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム、ブリトニー・ギロリ両記者は「エンゼルス、ショウヘイ・オオタニが離れた後の生活に適応『バンドから追い出された気分』」との見出しで、昨季までとの違いを明かした。
大谷のエンゼルスでの6年間を「エンゼルスの選手やスタッフがどんなに早くテンピ・ディアブロ・スタジアムに到着しても、毎朝、球団のスプリングトレーニング施設を見下ろすテンピ・ビュートの丘には、すでに多くの日本メディアがいるのが見えた。どのカメラもズームをして、二刀流スーパースターの到着を待っていた」と振り返る。
多くのメディアが一挙手一投足を追い、ベンチコーチのレイ・モンゴメリーも「なぜかと理由を尋ねたら、『オオタニが早く到着した場合に備えて』と言われたよ」と朝早くから待つことに驚きを隠せなかった。
「オオタニウオッチは、カクタスリーグの多くの選手がまだ寝静まっている午前5時に始まった。週末に休みなし、ミスは許されない、6週間のキャンプを通して、誰もが毎日『その瞬間』を捉えることに集中していた」と同メディア。大谷の存在は、メジャーでも異様な光景をもたらしていた。
(Full-Count編集部)