ソウルから“消えた”大谷翔平グッズ 突然起きた完売劇「韓国の人はほとんど来ません」
ソウル市街から“消えた”大谷翔平のグッズ
韓国・ソウルで完売続出の商品がある。ドジャース・大谷翔平投手の応援グッズが、街中から“消えて”いる。20日から行われるドジャースとパドレスの「ソウル開幕シリーズ」が開催される高尺スカイドームのグッズショップには、残りわずかの大谷グッズが販売されているが、ソウル中心部からは姿を消している。
ニューエラ明洞店には、多くの観光客が来訪。すでに大谷グッズは完売しており、店員は「日本の人がLAの商品をたくさん買って帰っていますね。とにかく大谷翔平選手のファンが多いです」と反響を語った。
店舗スタッフは頻繁に「大谷選手のグッズはありますか?」と尋ねられ「ロサンゼルスグッズが売り切れて『サンディエゴはありますよ?』というと、LAが欲しかったので……と言って帰る方がほとんどです」と苦笑いだった。
店内は日本人観光客が目立ち「韓国に住んでいる人は売り場にはほとんど来ません。インターネットで注文して買っています。それでも、ほとんどの商品が(ネット上で)売り切れです」と店員は説明する。
売り切れとなった商品も続出中で「(ソウルシリーズの)パーカー、帽子もないです。いろんな種類の帽子があったんですけど、かなり売り切れました。開幕戦(20日)が近づくと、どんどん売れてきているので『早い者勝ち』という感じですね」と頭をかいた。
明洞のロッテ免税店ではニューエラのポップアップストアも1日から開店。予想以上の売れ行きにショップ店員は「20日に締めます。1日から発売開始して、5日には(ソウルシリーズの)LAグッズは完売になりました。日本の方々が多いですね。みんなLAグッズを買っていきましたよ」と、隣国へ応援に駆けつけるファンに微笑んだ。
(真柴健 / Ken Mashiba)