大谷翔平、開幕戦でマルチ安打 爆速右前打&左安打で移籍後初打点…真美子夫人も笑顔
8回に左前適時打も…その後の走塁で二塁ベースを踏み忘れるミス
■パドレス ー ドジャース(20日・高尺スカイドーム)
ドジャースの大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場。8回1死の第5打席でこの日2本目の安打となる左前適時打を放ち、移籍後初打点をマークした。
大谷は逆転に成功した8回1死一、二塁で迎えた第5打席目で詰まりながらも左中間へ運んだ。2本目の安打は適時打となり、ドジャース移籍後初打点もマークした。開幕戦でのマルチ安打は渡米後初だ。しかし、その後、フリーマンの右飛の際に、二塁を踏むことなく帰塁し、アウトになるミスもあった。
この日、ダルビッシュとは日米通じて初対決。初回の第1打席は遊ゴロに倒れたが、3回2死の第2打席で5球目のシンカーを右前に運んだ。打球速度112.3マイル (約180.7キロ)の痛烈打で、一塁ではクレイトン・マッカロー一塁コーチとの「ヘッド・バンプ」も決めた。
ドジャースユニホームを着用して観戦していた真美子夫人も拍手し、隣に座っていた母、加代子さんとハイタッチして喜んだ。続くフリーマンの初球ですぐさま二盗を成功させ、球場は大歓声に包まれた。5回無死一塁の第3打席は相手の好守にも阻まれ三ゴロに倒れたが、7回1死の第4打席は投ゴロだった。