大谷翔平は「2番・DH」でスタメン ダルビッシュとプロ初対決、初の開幕戦アーチなるか
ダルビッシュは2年ぶり4度目の開幕投手、初の開幕勝利を目指す
■パドレス ー ドジャース(20日・高尺スカイドーム)
ドジャースの大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われるパドレスとの開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場する。開幕投手を務めるパドレス・ダルビッシュ有投手とプロ初対決。自身初の開幕戦アーチが飛び出すか注目だ。
大谷はオープン戦8試合に出場し、22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点をマーク。15日に韓国入りし、17日の韓国プロ野球・キウム戦は2打席連続で空振り三振。18日の韓国代表戦は三邪飛、左飛、二ゴロで3打数無安打だった。
「1番・遊撃」のムーキー・ベッツ外野手は2018年、大谷は2021&2023年、「3番・一塁」のフレディ・フリーマン内野手は2020年にMVPを受賞している。MVP受賞選手が1~3番を担うのはMLB史上4度目。1976年のレッズ(ピート・ローズ、ジョー・モーガン、ジョニー・ベンチ)、1978年のレッズ(ローズ、モーガン、ジョージ・フォスター)、1983年のフィリーズ(ローズ、モーガン、マイク・シュミット)以来、41年ぶりとなる。
大谷とって今季は日米通算12年目のシーズン。昨季まで開幕戦で打席に立ったのは9試合あるが、本塁打はない。初の開幕戦アーチに期待がかかる。
ダルビッシュと対戦するのは日米を通じて初めて。「小さい頃から見ていた大好きな投手ですし、目標にしてきた方なので。個人的に楽しみです。これまで対戦がなかったので、それも含めて思い入れがあるんじゃないかなと思うので楽しみにしています」。初対決を心待ちにしている。
ダルビッシュは2年ぶり4度目の開幕投手となる。4度の大役は田中将大に並び日本投手最多。これまで3度の開幕戦はいずれも勝敗はついておらず、初の開幕勝利を目指す。大谷については「今まで一緒にトレーニングしたりありましたけど、私情は入れずに1人の打者として対戦したいと思います」と平常心を強調した。
【ドジャース】
1(遊)ベッツ
2(指)大谷翔平
3(一)フリーマン
4(捕)スミス
5(三)マンシー
6(左)テオスカー・ヘルナンデス
7(中)アウトマン
8(右)ヘイワード
9(二)ラックス
(投)グラスノー
【パドレス】
1(二)ボガーツ
2(右)タティスJr.
3(一)クロネンワース
4(指)マチャド
5(遊)キム・ハソン
6(左)プロファー
7(捕)カンプサーノ
8(三)ウェイド
9(中)メリル
(投)ダルビッシュ
(Full-Count編集部)