地元凱旋のはずが…開幕日にマイナー降格 悲劇の韓国人右腕に同情の声「気の毒だ」
今季パドレスに加入の高祐錫が開幕戦当日の20日、傘下3Aに降格した
今季韓国球界からポスティングシステムを利用してパドレス入りした高祐錫(コ・ウソク)投手が20日、韓国で行われるドジャースとの開幕シリーズで26人ロースターから外れ、傘下マイナーに降格した。地元凱旋のはずが暗転し、ファンは「酷い目にあった」「本当の意味で韓国で置いてきぼりにされた」とSNSに声を寄せている。
球団公式X(旧ツイッター)によると、高佑錫とブレット・サリバン捕手が3Aエルパソに降格。ジャクソン・メリル内野手、グラハム・ポーリー内野手、2022年にエンゼルスでプレーしたタイラー・ウェイド内野手とメジャー契約を締結した。
25歳右腕は2022年、LGツインズで42セーブを挙げてタイトルを獲得。韓国通算139セーブをマークしている。昨年3月のWBCでは侍ジャパンの大谷翔平投手(ドジャース)に対して故意死球を予告する発言をして物議を醸した。
オープン戦では5登板で防御率12.46と不安定な投球が続いた。18日のLGとのエキシビションマッチではセーブを挙げたものの、2ランを浴びていた。
故郷凱旋のはずが直前でマイナー降格となった右腕にファンも反応。SNSには「高佑錫が降格したことは酷いことだけど、彼は(メジャーでプレーする)準備ができていなかったんだろう」「本当にリスペクトしている。彼は謙虚でチーム第1主義を貫いた」「復活するだろう」「気の毒だ」「高佑錫はどこに行った?」とコメントが並んだ。
(Full-Count編集部)