大谷翔平、ドジャース初打席は遊ゴロ 打席で珍事も…初対戦はダルビッシュに軍配
パドレスとの開幕戦に「2番・指名打者」で出場
■パドレス ー ドジャース(20日・高尺スカイドーム)
ドジャース・大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場した。満員の球場から大歓声が沸き起こった初回の第1打席は遊ゴロだった。
昨年12月に10年総額7億ドル(約1057億円)で契約を結び、待ちに待ったドジャース初打席だ。2月に結婚を発表した真美子夫人も観戦する中、初回無死一塁でダルビッシュと初対決した。
打席中には一走・ベッツが盗塁を仕掛けるも、パドレスの捕手カンプサーノと審判が接触する珍事も。大谷はカウント2ボール1ストライクから4球目のシンカーを打たされ遊ゴロだった。
大谷は、オープン戦8試合に出場し、22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点をマーク。15日に韓国入りし、17日の韓国プロ野球・キウム戦は2打席連続で空振り三振。18日の韓国代表戦は三邪飛、左飛、二ゴロで3打数無安打だった。
初対戦のダルビッシュについて、16日の会見で言及。「小さい頃から見ていた大好きな投手ですし、目標にしてきた方なので。個人的に楽しみです。これまで対戦がなかったので、それも含めて思い入れがあるんじゃないかなと思うので楽しみにしています」と語っていた。