大谷翔平、緊張は「ありました」 ダルとの対決は「苦しい打席」…ド軍デビュー後の一問一答
開幕戦に「2番・指名打者」で出場…ダルビッシュとは2打数1安打「球も素晴らしかった」
■ドジャース 5ー2 パドレス(20日・高尺スカイドーム)
ドジャース・大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕戦で5打数2安打1打点1盗塁だった。パドレス・ダルビッシュ有投手とプロ入り初対決は2打数1安打。試合は8回に4点を奪い逆転したドジャースが5-2で勝利した。
移籍後初安打、初打点、初盗塁をマークするなど、大谷は勝利に貢献。試合後の一問一答は以下の通り。
――開幕戦を振り返って。
「最初のスタートとしてまず勝てたのが良かったですし、最後まで粘り強くあきらめず、逆転できたのがチームとしてよかったんじゃないかなと思います」
――ダルビッシュとの対戦。
「会釈くらいもちろんしたかったですけど、ピッチクロックで時間なかったので塁上からになってしまいました。でも球も素晴らしかったですし、1本何とか打てましたけど。何回もこっからやっていくので、また復習しながら、まずは明日また切り替えて」
――キャンプで走塁などトレーニングをしてきた。
「体調がいいのが一番かなと思うので、今日試合に出れて、最後まで出て終わったというのは術後の経過として。そういうスタートを切れたのが、一番良かったんじゃないかな」
――ヘッドバンプについて。
「ハンドシェイクみたいなもの。コーチのほうからこれどうだといわれてやりました」
――緊張感は。
「ありましたけど、ピッチャーのほうが緊張するのでそれは変わらないですし。そういうのに比べればリラックスしては入れたのではないかなと思います」
――韓国での親善試合ではスイングはよくなかったようにも見えた。
「体が硬かったので。構えからちょっと違和感ありましたし、そのせいでゾーンがちょっとずれていたのかなと思って。昨日はケアしてリセットして休んで今日はよかったので。また明日までにリカバリーしっかりとって、集中したいなと思います」
――最後の走塁ミスについて。
「(笑い)あれはもう完全に僕のミスなので。僕の中では(二塁を)越さずにタッチして帰ってきたつもりだったんですけど、判定が越しているということだったので。そこらへんはまた反省しながら明日やりたいと思います」
21日に先発の山本由伸は「リラックスして入れると思います」
――山本由伸投手が初先発。送った言葉は。
「ないですね。本人も緊張しなさそうなタイプだと思うので、リラックスして入れると思いますし。今日まず勝ったのでそれもまたリラックスしては入れる要因じゃないかなと思いますし、早い回で援護できればいいんじゃないかと思います」
――デビューしてみて。
「まずは勝てたのが一番かなと思いますし。終盤で逆転できるのが強いチームじゃないかなと思いうので、こういう試合が増えれば、おのずと勝ちが増えていくんじゃないかなと思います」
――緊張感は。
「あまりピッチャーに比べてバッターのほうはあまり緊張しないので、リラックスしては入れました」
――強力打線を証明できたか。
「もっともっと点の入るシチュエーションが、例えば、ムーキー(・ベッツ外野手)が出た後に、僕がもう少しつないでいたかとか。もう1本出ていればとか。もっとよりいい得点の仕方があったかと思いますので。どこからでも得点が入るような雰囲気を持っているのが、自分としても心強いなとは思います」
――ダルビッシュと初対決。
「1球1球、気合が入っていたと思いますし、素晴らしい球が来ていたので。2打席ともに2ストライクからの安打。どっちも追い込まれた打席だったので僕にとっては苦しい打席でしたけど、何とか1本出てよかったと思います」
(Full-Count編集部)