ド軍、壮絶な乱打戦に敗れる 両軍合わせて26得点…大谷翔平は1安打&山本由伸が初黒星

パドレス・松井裕樹から大飛球を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
パドレス・松井裕樹から大飛球を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

山本由伸のメジャーデビューは初回4安打5失点

■パドレス 15ー11 ドジャース(日本時間21日・高尺スカイドーム)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕第2戦に「2番・指名打者」で先発出場。5打数1安打1打点だった。先発の山本由伸投手は初回に4安打5失点で降板し、敗戦投手となった。試合は両軍合わせて33安打、26得点の乱打戦に。パドレスが15-11で制し、「ソウルシリーズ」は1勝1敗のタイとなった。

 初回の第1打席でマスグローブの初球を振り抜き、打球速度108.7マイル(約174.9キロ)の右前打。続く2回1死二、三塁の第2打席では右翼で特大犠飛を放ち、2戦連続打点も記録した。3回2死二塁での第3打席は投ゴロ、5回1死の第4打席は右直だった。7回1死一塁の第5打席では松井裕樹投手とメジャー初対戦。初球を打って特大な右飛だった。1点を追う8回2死一塁の第6打席では元阪神スアレスの初球を打って一ゴロだった。

 先発した山本は初回、先頭のボガーツに初球の96.6マイル(約155.5キロ)のフォーシームを中前に弾き返された。続くタティスJr.に死球を与え、続くクロネンワースには右翼線への三塁打を許し、1死も取れないまま2点を失った。その後も安打を許し、4安打5失点2奪三振2四死球で降板となった。

 試合前には、これまで大谷と二人三脚で歩んできた水原一平通訳が解雇に。水原氏は今季、試合中の山本の通訳を担当する予定だったが、代わってウィル・アイアトン氏が通訳を務めた。試合は3時間40分を超える乱打戦に。ドジャースは8回にベッツの2点適時打などで1点差まで詰め寄ったが、9回にパドレスのマチャドが試合を決定付ける特大3ラン。15-11という衝撃の乱打戦でパドレスが勝利した。

(Full-Count編集部)

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