水原氏が解雇で…再浮上した大谷翔平の契約“破棄条項” 「イッペイは含まれていない」
大谷とドジャースの契約の“キーマン条項”が再び話題に
ドジャース・大谷翔平投手の通訳、水原一平氏の電撃解雇で、球団と大谷が結んだ契約の“破棄条項”が話題になっている。米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は条項に「イッペイは含まれていない。彼は今回の件で契約を破棄できない」と綴った。
大谷が昨年12月にドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1057億円)の契約については、以前米メディアが詳細情報に言及していた。球団オーナーのマーク・ウォルター氏、あるいは編成本部長のアンドリュー・フリードマン氏が現職を退き、退団することになれば、大谷は契約を解除することができるという“キーマン条項”が記載されているというのだ。
米全国紙「USAトゥデイ」によると「この条項が選手の契約に含まれるのは、初めてのことだ」と報じられていた。水原氏は大谷がメジャー移籍した2017年から大谷の通訳を務め、ともにドジャースへ移籍。しかし、キーマン条項には記載されていないため、大谷が契約を破棄することはできない。
水原氏の解雇で米メディアもこの条約に注目。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス氏も「オオタニの契約に含まれる条項は、マーク・ウォルターかアンドリュー・フリードマンがドジャースに所属しなくなったら、オオタニは契約破棄できると言及している。イッペイ・ミズハラではなくてね」と言及した。ポッドキャスト番組「WBC Central」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏も同じく、水原氏の解雇が大谷の契約破棄権には直接影響しない旨に言及していた。
(Full-Count編集部)