DeNA戦力外の元ドラ1は「NPB復帰ある」 歴史的初勝利…若虎圧倒の21球「炎の回跨ぎ」

くふうハヤテの田中健二朗【写真:編集部】
くふうハヤテの田中健二朗【写真:編集部】

元DeNAの田中健二朗がファームで4戦2失点と好投

 今季から2軍ウエスタン・リーグに参入したくふうハヤテは22日、阪神に2-0で勝利し、参入後初勝利を挙げた。最後を締めたのは元DeNAの田中健二朗投手。移籍後初セーブにSNSでは「戦力外になったのがおかしい」「NPB復帰あるでしょ」とコメントが寄せられていた。

 田中はこの日、2点リードの8回1死一、二塁のピンチで登板。3番・遠藤を遊ゴロ、4番・野口を遊飛に抑え、ピンチをしのいだ。さらに9回も福島を二ゴロ、渡邊を二飛、井坪を遊ゴロ。3者凡退に抑え、勝利をもたらした。

 田中は2007年高校生ドラフト1巡目で横浜に入団。2016年には61試合に登板し、球団初のクライマックスシリーズ(CS)出場に大きく貢献したが、昨オフ戦力外に。くふうハヤテからNPB12球団への復帰を目指している。

 ここまでファームで4試合に投げ未だ防御率0.00と好投を続けている。チームは7試合目にして初勝利を挙げたが、34歳のベテラン左腕に「炎の回跨ぎセーブ」「タナケンの活躍がうれしい」とファンも活躍を期待していた。

(Full-Count編集部)

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