水原一平氏「妻は知らない」 違法賭博関与の疑い…大谷翔平には「言いたくなかった」
「ESPN」が時系列で説明…大谷のことを「ブラザーズ」と表現した
大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏は、違法賭博に関与した疑いでドジャースから契約を解除された。米スポーツ局「ESPN」によると、大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)を送金したとされる。大騒動に発展しているが、水原氏は「私の妻は知らない」と米メディアからの取材で話していたという。
「ESPN」のティシャ・トンプソンさんは、この問題について時系列で説明。ESPNが数か月前に入手した情報から始まり、その後も情報が集められ、17日(日本時間18日)の夜にMLB(メジャーリーグ機構)の幹部らや大谷の代表者らにESPNが質問をしたことが、今回の件が明るみになった経緯だと言う。
MLBの関係者によると、ロブ・マンフレッドコミッショナーは米国東部時間17日午後7時半、ドジャースとパドレスの韓国開幕戦の準備を現地でしている間に、大谷の周囲で何かが起きていることについて知ったという。米国東部時間翌18日の午後3時、ESPNが情報について確認するために、大谷の代理人のネズ・バレロ氏に連絡を取ったことにも触れた。
水原氏はESPNの90分間にも及ぶインタビューに応じた。日本時代の2013年から続く関係の大谷を「ブラザーズ」と表現し、「自身の妻との時間よりも多くの時間を過ごした」と話したと報じられている。さらに水原氏は「(収入の範囲内で)やりくりするのが難しかった。その日暮らしをしていた。彼のライフスタイルに歩調を合わせなければいけない部分もあった。しかし同時に、このことについて彼に言いたくなかった」と胸の内を明かした。
ギャンブルで失った金額についてはコメントを拒否したものの、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)であるとされており「恥ずかしいこと」だと語った。さらに「このことのどんな部分についても、現在に至るまで私の妻は知らない」と取材当時に話していた。
(Full-Count編集部)