水原氏の解雇、指揮官「話したくない」 沈黙貫く…大谷の取材対応は「正しいことだと思う」

ドジャース・大谷翔平(右)と水原一平元通訳【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(右)と水原一平元通訳【写真:Getty Images】

26日の取材対応は大谷本人の意向「私としてもうれしく思う」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は24日(日本時間25日)、試合前に取材に応じた。20日付で大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏が契約解除。大谷は25日(同26日)に取材対応の意向を示したが、指揮官は「いいことだと思う。正しいことだと私は思っている」と話した。

 米複数メディアにより、水原氏が違法賭博に関与した疑いが報じられ、球団は20日付で同氏を契約解除。大谷は現地時間21日、韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕2戦目に出場し、5打数1安打1打点だった。指揮官は大谷の第2戦の起用について「Noだ。全くなかった。私の中ではためらいなどはなかった」と抵抗がなかったことを明かした。

 大谷はこの日、本拠地での古巣エンゼルス戦に「2番・指名打者」で先発出場する。指揮官は25日(同26日)の取材対応は本人の判断だと明かした。韓国から帰国後、大谷はチーム全体の前では話していないという。ロバーツ監督も「彼の調子はどうかについて確認しただけ」としつつ、通常通りを強調。「彼が知っていることを喋り、その状況についての彼の考えを明かしてくれることは、私としてもうれしく思う。我々全員にもう少しだけ明確さをもたらすと思う」と前を向いた。

 ロバーツ監督は21日の試合前、水原氏の件について一切のコメントをしなかった。この日も「今は、そのことについては話したくない」と沈黙を貫く姿勢は変わらなかったが、「私が思うに、野球の試合に向けて準備しようという雰囲気だ。たくさん話をしていたり、推測していたりとかはない。だからこそ、明日は誰にとってもいい日になると思う」と話した。

(Full-Count編集部)

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