なぜ大谷翔平の会見に同僚が同席? 指揮官語る舞台裏…ドジャースに広がる友情

ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス(左)とジョー・ケリー【写真:Getty Images、荒川祐史】
ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス(左)とジョー・ケリー【写真:Getty Images、荒川祐史】

ロバーツ監督が試合後に言及…仲間は「サポートしたかったんだろう」

■エンゼルス 6ー0 ドジャース(オープン戦・日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたエンゼルスとのオープン戦後、大谷翔平投手が水原一平氏をめぐる騒動について声明を発表したことについて言及した。

 声明の場にはジョー・ケリー投手とエンリケ・ヘルナンデス内野手も同席。指揮官は「ジョーとキケ(ヘルナンデス)はサポートしたかったんだろう」と、同僚らの胸中を思いやった。

 大谷はこの日の試合前に取材対応。質疑応答なしで声明という形になったが、水原氏が20日付で解雇になって以降、初めて騒動について口を開いた。重苦しい雰囲気が漂う中、球団幹部とともにケリーとヘルナンデスが会見場に入室。チームメートの気遣いが大谷の背中を押していた。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も「そしてなんとジョー・ケリー、エンリケ・ヘルナンデスも彼と一緒に入室した」と、同僚の振る舞いに驚きながら伝えており、ド軍ナインの“男気”に感銘を受けた様子だった。

(Full-Count編集部)

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