声明発表の“沈黙の瞬間”に「あぁ…」 大谷翔平から滲み出た感情「つらいよね」
大谷は声明発表の終盤、言葉を詰まらせながら心情を吐露した
ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、違法賭博に関与した疑惑で球団を解雇された元通訳の水原一平氏について声明を発表した。通訳を交えて約11分に及んだ発表の中で、感情が高ぶったのか、言葉を詰まらせる場面があった。ファンは「つらいよね」「ショックだよね」と声を寄せている。
約80人の報道陣が集まった声明発表。ウィル・アイアトン氏による通訳を交えて約11分間、大谷は険しい表情で言葉を発した。“異変”が見られたのは終盤だった。
「まあ正直ショックという……言葉が正しいと思わないですし、それ以上の、ウーン……言葉には表せない感覚でこの1週間くらいは過ごしてきたので、今はそれを言葉にするのは難しいなと思っています」。何度か“間”を置いて言葉を紡いだ。
公私に渡って長年行動をともにしてきた相棒の“背信行為”。言葉には表せない感情が大谷には湧いたことだろう。一瞬の沈黙は、その思いを示しているようにも見えた。
ファンもそうした心情を感じ取ったようだ。「あぁ…」「少し痩せた?」「誠実さが伝わってきた」とSNSにはコメントが並んだ。苦悩を滲ませたスーパースターを慮る声が相次いでいる。