弁護士が大谷翔平の声明文を解説 水原氏騒動は「真実でなければ」…信頼できるワケ
投球分析家のフリードマン氏は弁護士を務めていた
ドジャースの大谷翔平投手は、違法賭博疑惑で解雇された元通訳の水原一平氏の騒動について25日(日本時間26日)にドジャースタジアムで声明文を読み上げ、自身の関与を否定した。この件について、弁護士として活動していた投球分析家のロブ・フリードマン氏が解説した。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるフリードマン氏は、1991年7月から1996年6月まで弁護士として税務、企業法務などを専門とし、1996年6月から2000年3月は顧問弁護士を務めていた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のジェイク氏の「ショウヘイ・イッペイ情勢について何か意見がある人は?」という投稿にリプライする形で「弁護士としての知識を置いておきます。何かを否定することは、全員がやることです。誰かを窃盗で告発し、同時に当局に協力すると、故意に不正行為(虚偽の発言)を行った場合責任が生じます。名誉棄損、悪質な訴追などです」と説明。
さらに「当局の捜査が行われれば、それは簡単に検証することができます。真実でなければ、弁護士はああいう発言をさせません。もちろん全てにおいて100%はないけれど、これらは状況を評価する際に考慮すべき要素です。そして、スター選手が信頼してきた人に騙された例は(今までに)たくさんあります」と述べた。
(Full-Count編集部)