鷹・和田、本拠地開幕戦の先発回避 2軍戦で負傷…コーチ進言「絶対にやめた方がいい」

ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

26日のウエスタン・リーグ広島戦で打球を左手中指に当てていた

 ソフトバンクの和田毅投手が、先発が予定されていた4月2日の本拠地開幕・ロッテ戦の登板を回避することになった。26日の調整登板で左手中指に打球が当たり緊急降板。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)が「(登板を)絶対にやめた方がいい」と明らかにした。

 和田は2月の宮崎キャンプ中に本拠地開幕戦での先発が内定していた。調整登板として、26日にタマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグの広島戦に先発したものの、3回途中に左手中指に打球が当たり、8安打5失点で緊急降板していた。

 倉野コーチは「状態的には上がってきていたので(シーズン開幕に)間に合う手応えがあった。本人も僕も。ただ昨日、ちょっと(打球が)当たりまして。その当たった部分と、マメがそれ以上に深刻な状況だった」と先発登板を回避する理由を説明した。

 選手生命を考えた上での回避で「本人は責任感があるので迷っていた部分があったんですけど、それなら絶対にやめた方がいいというふうに言いました」と倉野コーチは和田の気持ちを汲んでいた。

 和田はこの日、本拠地のPayPayドームで行われた全体練習に参加して患部の状態を確認。倉野コーチらとの話し合いの結果、大事をとって本拠地開幕戦での先発を回避することが決まった。

(Full-Count編集部)

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