米記者が見た大谷翔平の「裏切られた感情」 会見の最後で…水原氏への“揺れる思い”

会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真提供:ロサンゼルス ドジャース/ジョン スーフー】
会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真提供:ロサンゼルス ドジャース/ジョン スーフー】

大谷は26日に声明文を読み上げ、自身の関与を完全否定した

 ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳の水原一平氏が違法賭博に関与した疑いで解雇となった件について、25日(日本時間26日)にドジャースタジアムで会見を行い、声明文を読み上げた。

 大谷は自身の関与を完全否定し、水原氏が「嘘をついていた」などと語った。米スポーツ局「ESPN」の番組「ファースト・テイク」では、同局のジェフ・パッサン記者が、この会見で見えた大谷の感情を説明した。

 パッサン記者は「私の目に最も留まったのは、最後の部分ですね。世間はオオタニが感情的になる場面を、頻繁には見ません。(水原氏への思いを明かし)この件について彼が感じていること、そして彼がどれだけ裏切られる(という)感情を持ったかを、まさに示しています」と指摘した。

 大谷は「正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上上手く言葉に表せないような感覚で、この1週間くらいは過ごしてきたので、今はそれを上手く言葉にするのは難しいと思っています」と率直な心境を明かしていた。

 さらにパッサン記者は「賭博に関する調査が展開されるにつれて、全体の真実の形についてより理解できるでしょう」とも。28日(同29日)には本拠地開幕戦を迎えるが、真相解明が待たれる。

(Full-Count編集部)

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