謎に包まれた私生活…大谷翔平は「大金が消えても気付かない」 米紙が見た水原氏問題

ドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】
ドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】

「ワシントン・ポスト」紙「自身と同じくらい謎めいたスキャンダルに巻き込まれた」

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、元通訳で球団を解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑に関する声明を発表。自身の関与を完全否定し、水原氏が大谷の口座からお金を盗んだなどと主張した。米紙「ワシントン・ポスト」は「ショウヘイ・オオタニは、自身と同じくらい謎めいたスキャンダルに巻き込まれた」とするコラムを掲載した。

 キャンディス・バックナー氏によるコラムは、大谷について最も興味深いことは愛犬のデコピンや、真美子さんとの結婚ではないと説明。「重度のギャンブル依存症に苦しむ友人がいることだ。オオタニは巨額のお金を持っているため、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の大金が銀行口座から消えても気付かないということも」とし、水原氏の違法賭博への関与疑惑について触れた。

 今回の問題について「7年間野球界を魅了しながらも、世間には謎に包まれた選手が関わっているため、確かなことは何もわかってもいない」とも指摘。「銀河系で最も重要な野球のアイコンであることが、少しも意味をなさないようなスキャンダルに巻き込まれている」と伝えた。大谷の普段の生活は謎に包まれているとし、今回の問題も同様に情報が限られ、真実がつかみにくいとしている。

 2023年シーズン終了後はFAとなり、10年総額7億ドル(約1060億円)でドジャースと契約。愛犬デコピンの存在を明かし、先月末には真美子さんとの結婚を発表した。大谷を巡る様々なニュースが流れたが、水原氏の問題はそれらを大きく超えるものだと述べている。

(Full-Count編集部)

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