新庄剛志監督、初開幕戦勝利にご機嫌 3年目初の貯金「最高やね、チャンピオン」
先発伊藤に賛辞「落ち着きが昨年と全然違う。デカく見えました」
■日本ハム 4ー1 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
日本ハムは29日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に4-1で勝利し、5年ぶりの開幕戦白星を飾った。就任3年目で初めてシーズン初戦で勝利した新庄剛志監督は、試合後の取材で開口一番「シャー」と雄叫び。自身初の“貯金生活”となり、ご機嫌だった。
理想的な試合運びだった。先発の伊藤が6回無失点。打線も効果的に得点を積み重ねた。昨年の時点で大役を託していた右腕の好投に「初回からの伊藤君のオーラというか落ち着きよう、昨年と全然違くないですか? 安心感だらけ。今日の伊藤君はデカく見えましたね。よかった」と賛辞を送った。
チームにとって開幕戦勝利は5年ぶり。それを聞かれると「5年前俺、バリにいましたから。あんまり関係ないかな。バリで犬の散歩していたから分からないです」と満面の笑み。また貯金1となったことについては「うおー。最高やね。チャンピオン、1位だもん。気分いいです」と饒舌だった。
とはいえ、まだ1試合。「この20試合、本当に大事になってくるので、若い子たち、ニューヒーローたちはこの20試合をなんとか凄い成績を残していければたぶんノリノリで突っ走ってくれそうな気がするんですよね」と最後は表情を引き締めていた。
(町田利衣 / Rie Machida)