大谷翔平、開幕HRなし自己ワーストも 指揮官は満足「評価できることがいくつかある」
ロバーツ監督「オオタニが打ったゴロ、そしてスミスの犠牲フライ」
■ドジャース 8ー3 ジャイアンツ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。4打数1安打1打点で打率.267となったが、開幕から33打席ノーアーチは自己ワースト。それでもデーブ・ロバーツ監督は「評価できることがいくつかある」と、大谷の一打にも触れた。
初回無死三塁では、二ゴロの間に三塁走者のベッツが生還。5試合ぶりの打点を挙げた。3回1死一塁では、スプリットを引っ張って右翼線への二塁打。フリーマンの中前適時打など2点を演出した。5回2死は左飛、7回1死二塁は空振り三振に倒れ、自己ワーストを更新する開幕33打席ノーアーチとなった。
ドジャースは米国での開幕戦から5戦4勝と好調を維持している。指揮官は「韓国での2試合は1つのスタートだったけど、リセットしてここに戻ってきた。カージナルスとの4連戦を戦って、ジャイアンツとのシリーズの初戦を戦ったけど、いいスタートを切ることができた」と好発進について満足げに語った。
さらには「評価できることがいくつかある」とも。「先発陣、守備、そして状況に応じたバッティング。今晩は素晴らしかった。オオタニが打ったゴロ、そしてウィル・スミスの犠牲フライ。これらは素晴らしいことであり、とても大事なことだ」と、大谷の一発はなくても1点を積み重ねる打線を称えていた。
(Full-Count編集部)