大谷翔平、2戦連続2号2ランに敵地騒然 鈴木誠也の目の前で…日本人歴代最多あと2
リグレーフィールド初出場で一発…メジャー23球場目
■カブス ー ドジャース(日本時間6日・シカゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたカブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第3打席に2試合連続となる2号を放った。これで松井秀喜の持つ日本人歴代最多175本塁打まであと2本に迫った。
2-6の5回無死一塁。通算93勝の右腕ヘンドリックスの初球チェンジアップに泳がされながら、右翼手・鈴木誠也の頭上を越えてポール際へ吸い込まれた。打球速度105.2マイル(約169.3キロ)、飛距離379フィート(約115.5メートル)、角度32度。初出場のリグレーフィールドで打席に立った際にはブーイングが響いていたが、衝撃の一発に球場は静まり返った。これでメジャー23球場で本塁打を放った。
初回1死の第1打席は、外角低めのシンカーをうまく逆方向に運んで二塁打で出塁。2試合連続安打とすると、ヘルナンデスの適時打で先制のホームを踏んだ。第2打席は一ゴロに倒れていたが、第3打席にアーチを架けて2試合連続マルチ安打となった。
3日(同4日)のジャイアンツ戦で、7回に右中間ソロ。これが移籍後9試合、41打席目で待望の1号を放っていた。カブスは同学年の鈴木が「2番・右翼」で先発出場。第2打席には勝ち越しの2点適時二塁打を放っていた。