大谷翔平に「風は関係ない」　見送った鈴木誠也も驚愕した技あり“片手弾”

2打数1安打3打点で5連勝に貢献「自分のやれることを考えて打席に」

■カブス 9ー7 ドジャース（日本時間6日・シカゴ）

　カブスの鈴木誠也外野手は5日（日本時間6日）、本拠地で行われたドジャース戦に「2番・右翼」で出場し、2打数1安打3打点の活躍で5連勝に貢献した。自身の頭上を越す本塁打を放った大谷翔平投手には「彼に風は関係ないでしょうね」と驚きの様子だった。

　鈴木は初回の第1打席は空振り三振。第2打席は暴投で1点を勝ち越しなおも2死二、三塁から右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち、ベース上で力強くガッツポーズした。第3打席は四球を選び、第4打席は右犠飛を放った。3戦9打点となり、打率.345、OPS1.015と絶好調だ。「1打席1打席集中して、自分のやれることだったり試合の場面だったりを考えて打席に立つようにしています」と淡々と振り返った。

　守備では5回無死一塁から、大谷がチェンジアップに体勢を崩されながら最後は右手一本で右翼ポール際へと運ぶ2号2ランを放った。打球を見送った鈴木にとっても驚愕の一発だったようだ。

　今シリーズではほかにもドジャースの山本由伸投手、カブスの今永昇太投手と4人の日本人プレーヤーが在籍。「今まで歴代の人たちが積み上げて来てくれて今の自分たちもあると思う。今ここにいる日本人の選手たちがみんな頑張って、また日本人選手がたくさんこの舞台に来られるようにやらないといけないと思っているので、そういう面ではみんな頑張れていいんじゃないかなと思います」と思いを口にした。

（Full-Count編集部）